【ピル】低用量ピル・中用量ピルとは?副作用なども含めて解説!

ピル

生理を遅らせるためには中用量ピルを使うことが多いです。

ずらしたい生理予定(開始)日の5〜7日前から中用量ピルを飲み始めます。飲むのをやめると2~3日程度で生理が来ます。

最長で7日間程遅らせることが可能といわれていますが個人差があるため、中用量ピルを飲んでいる途中で生理が来てしまったらすぐに飲むのをやめましょう。

【ピル】生理移動後はどうなる?

​​予定生理の4~5日前から、月経を遅らせたい日程の最終日まで内服します。

服用を止めて2~4日後に出血が始まります。1~2日後にくる予定の生理を遅らせることはできませんし、3週間以上遅らせることも無理がありますが、より確実な方法といえるでしょう。

この方法では排卵日以降にピルを内服するので、妊娠の可能性が無いことが条件になります。

【ピル】辛い症状が出たら?

中用量ピルの副作用として、吐き気/肌の痒み/不正出血/便秘下痢/眠く寝る/などの症状がでます。

【ピル】低用量ピルと中用量ピルの違いとは?

中用量ピルと低用量ピルは、どちらも避妊目的や月経に関係する問題の解消に用いられます。同じピルという薬ではあるものの、大きく異なる点は「ホルモンの配合量」です。

ピルには、エストロゲンとプロゲステロンという2種類の女性ホルモンが合成されています。

しかし、中用量ピルと低用量ピルではエストロゲンの量が異なります。

中用量ピルの場合は1錠あたりのエストロゲン配合量は0.05㎎以上になりますが、低用量ピルの場合はそれ以下の配合量になります。

【ピル】副作用はどうなの?

自然に逆らうことになりますので、胃痛や倦怠感などが表れる女性もいます。

しかし、大きな後遺症が残るものや、治療が必要になる症状等の副作用は確認されていません。

ピルは決して体に悪いものではありません。

ホルモンをコントロールするためのものなので、通常時の生理同様の症状がみられることはありますが、大きな副作用の心配はないと考えてよいでしょう。

まとめ

生理を早めることも遅らせることもできる低用量ピルや中用量ピルですが、失敗しないためにはいくつかのポイントがあります。

生理の周期を把握しておく

生理の周期は人それぞれ異なるものだとお伝えしましたが、基礎体温等によりある程度把握できます。

生理を早めたりあるいは生理を遅らせたりする月経移動は、定期的周期に基き、予想される生理をずらすものです。

生理の周期をずらす要因を排除する

生理はストレスや睡眠不足、過度なダイエットなど様々な理由で遅れてしまうことがありますが、低用量ピルによる月経移動を考えている場合、それらによって生理がずれないよう、日常生活を送ることが大切です。

ストレスに関しては難しい部分もあるかもしれませんが、極力ストレスのかからない生活を心掛け、ストレスを感じることがあれば運動や友人・知人と話すなど極力ストレスを排除するよう心がけましょう。

月経移動を正しく理解する

月経移動は生理を移動させることができますが、決して自由気ままに行えるものではありません。

特に早める場合には、前の生理の時期から考える必要があります。

これらを正しく理解しておくことで、正しい月経移動を行えます。

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